訪問作業療法士の活動BLOG

「人生100歳時代」を支えるためにできること

患者(クライエント)との距離感って近い方がいいの?遠い方がいいの?

f:id:hourihaot:20180511102120j:plain

 

神奈川県小田原市にある

訪問看護ステーションで

常勤の作業療法士をしています

吉岡 祐泰(よしおか ゆうた)です。

 

 

 

本日も当ブログをご覧くださり

本当にありがとうございます。

 

 

 

このブログでは、

今まさに日本が迎えようとしている、

「人生100歳時代」を支えるために

日々行っている活動を発信しています。

 

 

 

 今日は、作業療法士の方、

特に患者様とのコミュニケーションで

悩んでいらっしゃる方の

ヒントになるような

話題をお伝えいたします。

 

 

 患者との距離感とは?

f:id:hourihaot:20180511102311j:plain

以前のブログでもご紹介しましたが、

患者様(クライエント)と信頼関係を

構築していくうえで、適切な距離感を

保つことが非常に大切です。

 

 

 

信頼関係を築いていくうえで、

考え方の原則・技術になっているのが

バイスティックの7原則」でしたね。

 

 

はじめてこの単語を聞いた方は、

こちらの記事で確認してください。

hourihaot.hatenablog.com

 

 

良好な信頼関係を築ければ、

新しいプログラムなどの提案を

積極的に聞いてくれ、受け入れも容易です。

 

 

 

これは、リハビリを提供していくうえで

とても重要なことであり、

近い距離間の関係性であればあるほど

受け入れが容易になります。

 

 

 

ですが、距離感の近い関係性は

「依存的」になりやすいという側面もあります。

 

 

 

例えば、子どもの保育園で

何か行事があったとします。

 

 

わが子の成長を見守るために、

あなたはどうしてもその行事に

参加したいのです。

 

 

職場は、有給などでその休養を

受け入れてくれました。

 

 

 

ですが、クライエントのうちの一人に

「あなたがリハビリをしてくれないと不安だ」

「休まないでほしい」

「あなた以外が来るなら休みにしてほしい」

と言われてしまいました。

 

 

 

さて、この状況で

あなたは心置きなく

保育園の行事に参加できますか?

 

 

 

高齢者には

子ども好きの方も多いので、

ここまで拒否を示すのは極端だと思います。

 

 

 

これでは、クライエントとセラピスト

双方にデメリットが

生じてしまいます。

 

 

そこで、訪問リハビリにおいて

クライエント・家族との距離感が

近い場合・遠い場合で

どのような違いが出てくるのでしょうか?

 

 

距離感が近い場合

f:id:hourihaot:20180511102135j:plain

 

メリット

・信頼関係が強固なものになっている

・新しい提案やプログラムが受け入れてもらいやすい

・あなたの訪問が、クライエントにとっての楽しみになる

・訪問者や事業所都合での時間の変更を受け入れてもらいやすい

・クライエントが本音を言いやすく、活動・参加へつなげやすい

 

 

デメリット

・あなたへ依存的になりやすい

 (異性の場合、陽性転移に発展する可能性あり)

・担当変更や代行を受け入れてもらいづらい

・担当者以外の介入を拒否することで、以下のことが生じる

 ①客観的・多角的な評価ができない

 ②偏ったプログラムになっていても気づけない

 

 

 

 

 

距離感が遠い場合

f:id:hourihaot:20180511102154j:plain

メリット

・客観的にクライエントを評価できる

・本人にとって必要な提案や検討ができる

・業務都合などで生じる、代行や担当変更を

 受け入れてもらいやすい

 

 

デメリット

・関係性が壊れやすい

・本心での話が聴きだしにくく、活動・参加面での

 方向性を見出すことが困難となる

・機能的なアプローチになりやすい

・道路渋滞などで訪問時間に多少の誤差が生じた場合や、

 口約束などについてもシビアな反応をとられやすい

 

 

 

 

まとめ

f:id:hourihaot:20180511102234p:plain

クライエント・家族との関係性は、

訪問リハビリの目的を果たすために

避けては通れない要素です。

 

 

一概にこのようにすればよいという

方法を示すのは難しく、

自分一人で悩んでいると

解決策を見つけるのは困難になります。

 

 

 

大切なことは、家族・クライエントを

しっかり観察すること、そして

周りの先輩や同僚に相談できることだと

僕は思っています。

 

 

 

幸い、このブログを読んでいるあなたは、

経験年数もそれほど経っていないでしょう。

(大ベテランの諸先生方でしたら申し訳ございません!)

 

 

 

周りにいる先輩方や所属している協会の先生は

いくつもの修羅場をくぐってきた猛者たちなので、

あなたのことを多角的に見てくれると思います。

 

 

 

もちろん、まだまだ若輩者ですが、

僕に尋ねてくれても大丈夫です。

 

 

全力であなたの悩みに

向き合います!

 

 

 

本日も最後までブログを読んで下さり

本当にありがとうございました。

 

 

 

【追伸1】

実は、常勤で訪問OTをしながら

ここの団体で「認定講師」をさせていただいています。

physical-trainer.net

 

 

 

 

従来の西洋医学に頼ったリハビリでは

改善が困難なケースも出てくると思います。

 

 

そんな問題を解決するヒントとして、

統合医療」の見方を知ると、

いままで見えてこなかった改善策を

見つけることが出来ると思います。

 

 

興味がある方は、

ぜひセミナーに遊びに来てください。

 

 

 

 

【追伸2】

このブログを読んでの意見や質問は

コメント欄にどんどん送ってください。

 

 

また、下にあるSNSから

個別に送っていただいても大丈夫なんで

気軽にフォローして送ってください。

 

 

【追伸3】

ブログでもご紹介しましたが、

この度「陸マイラー生活」を始めました!

 

 

開始して1週間ですが、すでに

10000マイルほど貯まっています!

(10000マイルあれば、東京~大阪を往復できます)

 

 

「私も陸マイラーに興味がある」とお思いの方は、

僕がやっている方法で良ければお伝えしますので、

当ブログ・SNSなどでお伝えください。

吉岡が陸マイラーデビューしたってよ!

神奈川県小田原市にある

訪問看護ステーションで

常勤の作業療法士をしています

吉岡 祐泰(よしおか ゆうた)です。

 

 

 

本日も当ブログをご覧くださり

本当にありがとうございます。

 

 

 

このブログでは、

今まさに日本が迎えようとしている、

「人生100歳時代」を支えるために

日々行っている活動を発信しています。

 

 

 今日のブログは、何かコンテンツが

あるわけでもなく、つい先日から

始めたある活動についてお伝えします。

 

 

 

リハビリとは一切関係ございませんので、

このままページを閉じていただいても

大丈夫です。

 

 

陸マイラー」デビューのきっかけ

f:id:hourihaot:20180508131933j:plain

 作業療法士でやっている人は

あまり見たことがないのですが、

以前から興味のあった「陸マイラー」を

本格的に活動し始めました。

 

 

まだ、活動し始めて数日なので

本当の初心者なんですがね、、、

 

 

陸マイラーをやってみようと

思ったきっかけですが、

ポイントカードにポイントをためることが

大好きなことがきっかけでした。

 

 

 

スーパーやドラッグストア、コンビニ、

ネットショッピングも

どこのポイントがたまるかを

第一に選んでいました。

 

 

 

最近の個人的な話題だと、

アカチャンホンポのポイントが

9000ポイント以上たまりました。

 

 

 

子どもが産まれたので、

必要なものを買いそろえているうちに

自然と貯まっていったのですが、

このポイントを見るたびに

「頑張ったな、、、」と

こころの中で自分を褒めたたえています!(笑)

 

 

 

そんな僕が、もっと効率よく

ポイントをためるためには

どうすればいいのか調べている時に

出会ったのが「陸マイラー」でした。

 

 

 

 

当時は、飛行機に乗ることも

殆どなかったので流し読みしていましたが、

仕事や生活が落ち着いて、

旅行にも興味が出てきたので、

この度デビューすることにしました。

 

 

陸マイラーになるために、、、

f:id:hourihaot:20180508141658j:plain

 

陸マイラーのデビューを決めて、

まず最初に行ったことは、

陸マイラーとして成功している

先人たちのブログを、

片っ端から読み漁りました。

 

 

 

いきなり真似するのに

抵抗がある人もいるかもしれないですが、

成功への一番の近道は

成功例を真似することです。

 

 

 

これは、整体院経営にも通じます。

 

 

 

確かに、原則を踏まえた上で

行動することも大切ですが、

本物の成功者からの情報を試した方が

自分が成功できる確率も上がります。

 

 

 

現に僕自身も、他の方の成功体験をもとに

売り上げを立てていましたからね。

(この話に興味がある方は、

 SNSで連絡下されば個別にお伝えします)

 

 

 

そして、数多くの陸マイラー

口をそろえて「必須アイテム」としているのが、

上にあげた「ソラチカカード」です。

 

 

 

まだまだ勉強中ですので、

あまり詳しくないですが、

このソラチカカードにある

「メトロポイント」を「ANAマイル」に

することで、マイルをためていきます。

 

 

 

なんでも、変換率が高いらしく、

ショッピングや搭乗、

ポイントサイトでためたポイントを

メトロポイントに変換し、

その後マイルに変換することで

1年間で数十万マイルをためる猛者もいます。

 

 

詳しくは、「ソラチカカード 陸マイラー

で調べると、先人たちのブログが

かなり見つかると思います。

 

 

 

 陸マイラーの第一歩として、

まずはソラチカカードを申し込みました。←今ここ!

 

 

ですので、実際の活動はまだ

殆どできていません。

 

 

 

あっ、LINEポイントも

メトロポイントに交換できるみたいなので、

今必死にLINEポイント貯めてます!

 

 

まとめ

大した内容もない記事でしたが、

先日から頑張ってマイルをためています。

 

 

 

目標は、毎年沖縄に

ビジネスクラスで旅行に行けるくらい

マイルを貯めたいですね。

 

 

もし、陸マイラーデビューを

検討しているセラピストがいれば、

僕が知っていることを

何でもお伝えします。

 

 

一緒に頑張りましょう!

 

 

 

 

本日も最後までブログを読んで下さり

本当にありがとうございました。

 

 

 

【追伸1】

実は、常勤で訪問OTをしながら

ここの団体で「認定講師」をさせていただいています。

physical-trainer.net

 

 

 

 

従来の西洋医学に頼ったリハビリでは

改善が困難なケースも出てくると思います。

 

 

そんな問題を解決するヒントとして、

統合医療」の見方を知ると、

いままで見えてこなかった改善策を

見つけることが出来ると思います。

 

 

興味がある方は、

ぜひセミナーに遊びに来てください。

 

 

 

 

【追伸2】

このブログを読んでの意見や質問は

コメント欄にどんどん送ってください。

 

 

また、下にあるSNSから

個別に送っていただいても大丈夫なんで

気軽にフォローして送ってください。

 

 

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

「人と話すのが苦手、、、」な方に是非知っておいてほしい、信頼関係をスムーズに築く原則とは?

f:id:hourihaot:20180502163451j:plain

 

神奈川県小田原市にある

訪問看護ステーションで

常勤の作業療法士をしています

吉岡 祐泰(よしおか ゆうた)です。

 

 

 

本日も当ブログをご覧くださり

本当にありがとうございます。

 

 

 

このブログでは、

今まさに日本が迎えようとしている、

「人生100歳時代」を支えるために

日々行っている活動を発信しています。

 

 

本日は、クライエントと

信頼関係を築いていく上で

必要な考え方・技術をお話していきます。 

 

 

 適切な距離感とは何か?

f:id:hourihaot:20180502155453j:plain

対人関係においては、相手や場所に応じて

適切な・心地よい距離というものが存在します。

 

 

初めて伺った利用者に対して、

いきなり馴れ馴れしく、近い距離で会話をすると

相手はもちろん不信感を抱きますし、

それが原因で担当者の変更や訪問中止の希望が

利用者から出てきます。

 

 

かといって、距離感が遠いと、

利用者が本当に望んでいることであったり、

より本音に近い部分を聞くことも、

またセラピスト自身を受け入れてくれることも

出来なくなってしまいます。

 

 

 

こと対人関係においては、

「今までの経験がものをいう」と

お考えの先生方も多いのではないでしょうか?

 

 

 

ですが、相手がどんな方でも

変わらない形というものは存在します。

 

 

 

初対面の相手から好感を持たれる要素

f:id:hourihaot:20180502150339j:plain

 

アメリカの心理学者

アルバート・メラビアンは、

人の行動が他人へどのような

影響を及ぼすかという実験を行いました。 

 

 

いわゆる「メラビアンの法則」では、、、

 

 

・言語情報:7%(話の内容)

・聴覚情報:38%(言葉遣い、声の大きさ、話の間など)

・視覚情報:55%(身だしなみ、表情、ジェスチャー、位置関係など)

 

 

であると発表されています。

 

 

 

つまり、某フジテレビのドラマではないですが、

相手に与える好感・反感の印象に

大きな影響を与えているのは、

話し方や見た目が大きな割合を

示しているのです。

 

 

 

会社の規定に服装や身なりが

定められているのは

こういった理由もあります。

 

 

 

以前の僕も思っていましたが、

大学病院で臨床や研究を

バリバリやってきたセラピストは、

「僕(私)の技術はだれにも負けない」と

ものすごく自信家が多い印象です。

 

 

利用者の信頼を得るために、

リハにおける知識や技術も

勿論必要ではあります。

 

 

しかし、利用者がセラピストを信頼する要素として

技術以上に見た目や話し方が

大切になってきます。

 

 

 

自営で整体院をやっているとわかるのですが、

患者さんは技術がすごいから

そこに通うのではありません。

 

 

あなたという人物、そこから発せられる情報に

納得するから、通ってきてくれるのです。

 

 

 

経済のセミナーなんかに行くと、

「人は感情で物を買う」とよく言っていますしね。

 

 

 バイスティック7原則

f:id:hourihaot:20180502152223p:plain

 

これは、アメリカの

ケースワーカー社会福祉学者でもある

フェリックス・P・バイスティックが

自身の著書で記した原則です。

 

 

 

現在では、対人援助法方法についての

行動規範となっており、

信頼関係構築のために

必要な考え方・技術といえます。

(大学の授業も、こういった内容を

 取り入れて欲しいものですね、、、)

 

 

 

個別化の原則

f:id:hourihaot:20180502152234j:plain

 

クライエント・家族には

それぞれの価値観・ニーズがあり、

疾患や身体機能が同じであっても、

訪問リハでのゴールは

全く違ったものになります。

 

 

それは、それぞれのニーズに

対応したアプローチが行えなければ、

クライエントのQOL(Quality Of Life=生活の質)が

向上しないからです。 

 

 

 

 個々のニーズ・ホープに対応した

リハビリテーション計画が立てられないと

クライエントの想いとは異なる、

一方的なリハビリとなってしまいます。

 

 

 

意図的な感情表現

f:id:hourihaot:20180502155559j:plain

自己の感情や想いを

言葉や態度で表すのは

簡単なことではありません。

 

 

僕も、上司や同僚に

自分の考えを伝えることが

とても苦手でした。

 

 

価値観や希望を表すことについて、

社会的な考えをもっている人ほど、

本音や弱音を表すことに

抵抗を感じるとされています。

 

 

 

 

統制された情緒関与

f:id:hourihaot:20180502155748j:plain

 

クライエントが表出した

自己の感情や想いを、

セラピストは受容的に

受け止めることが必要です。

 

 

 

しかし、注意しなければならない点として、

クライエントの想いを、全て

鵜呑みにしてはいけないということです。

 

 

 

訪問リハビリの現場では、

クライエントが発した想いを

問題点や改善の見込み、

達成すべきゴールなど

様々な視点で総合的に判断し、

プログラムを作成する必要があります。

 

 

 

 

受容

f:id:hourihaot:20180502155936j:plain

クライエントの性格や生活スタイル、価値観は

これまで生きてきた観光や経験から

構築された、個別性の高いものである。

 

 

 

そのなかには、

他者から理解を得づらい

価値観も存在する。

 

 

特に、クライエントvs家族という対立は、

訪問リハの現場で起こり得る状況です。

 

 

 

そのような場面に遭遇した場合も、

クライエントの価値観を理解しようとする姿勢、

受け入れる態度を示すことが大切です。

 

 

 

受容することは、安心感を与え、

信頼関係構築の基礎になります。

 

 

 

 

批判的態度

f:id:hourihaot:20180502161754j:plain

クライエントの価値観や行動について、

セラピストが良し悪しを判断することは

控えた方がいいでしょう。

 

 

これは、先の受容につながる考え方で、

セラピストはクライエントの

理解者という立場になる必要がある。

 

 

 

 

自己決定

f:id:hourihaot:20180502162011j:plain

クライエントや家族の意思・希望に基づき、

セラピストは訪問リハのゴールを設定する。

 

 

言い換えると、ゴールは

クライエント・家族の希望で

なければなりません。

(もちろん、希望をすべて

 鵜呑みにしてはいけませんが)

 

 

昔、ある実習生のOTから

「主訴・ニーズ・ホープの違いが分からない」

と言われたことがあります。

 

 

ここの違いを区別できないと、

そのあとに計画する

目標やプログラムも

方向性が違った内容になってしまいます。

 

 

違いが怪しい実習生さんは

もう一度確認しておきましょうね!

 

 

 

秘密保持

f:id:hourihaot:20180502162135j:plain

医療従事者として当然ですが、

個人情報や、訪問時に見聞きした内容は

他者に漏れないことを保証しなければなりません。

 

 

 

訪問リハは、

プライバシーが守られているという

保障の上でリハビリを提供しています。

 

 

また、秘密保持は

クライエントと信頼関係を築くうえで

基盤となるものです。

 

 

 

まとめ

f:id:hourihaot:20180502162230j:plain

 

 いかがでしたでしょうか?

 

 

 

今日お伝えした内容は、

訪問リハに限らず、日常生活など

多くの場面で活かされることだと思います。

 

 

 

やはり、対人関係の能力は

経験も必要になってきますが、

最低限、この原則を守って行動すれば、

クライエントとの信頼関係構築において

スムーズに行えるのではなかと思います。

 

 

 

ぜひ、明日からの臨床で

活かしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

本日も最後までブログを読んで下さり

本当にありがとうございました。

 

 

 

【追伸1】

実は、常勤で訪問OTをしながら

ここの団体で「認定講師」をさせていただいています。

physical-trainer.net

 

 

 

 

従来の西洋医学に頼ったリハビリでは

改善が困難なケースも出てくると思います。

 

 

そんな問題を解決するヒントとして、

統合医療」の見方を知ると、

いままで見えてこなかった改善策を

見つけることが出来ると思います。

 

 

興味がある方は、

ぜひセミナーに遊びに来てください。

 

 

 

 

【追伸2】

このブログを読んでの意見や質問は

コメント欄にどんどん送ってください。

 

 

また、下にあるSNSから

個別に送っていただいても大丈夫なんで

気軽にフォローして送ってください。

 

 

訪問現場に必要不可欠な7つ道具を特別にご紹介!

f:id:hourihaot:20180426150654j:plain

 

神奈川県小田原市にある

訪問看護ステーションで

常勤の作業療法士をしています

吉岡 祐泰(よしおか ゆうた)です。

 

 

 

本日も当ブログをご覧くださり

本当にありがとうございます。

 

 

 

このブログでは、

今まさに日本が迎えようとしている、

「人生100歳時代」を支えるために

日々行っている活動を発信しています。

 

 

 本日は、僕が訪問リハを行うにあたり、

初めに感じた疑問のうちの一つと

その対策をお伝えします。

 

 

 訪問リハってそもそも何をもっていけばいいの?

f:id:hourihaot:20180426150549j:plain

4年間働いていた病院では、

OT室に行けば何でもそろっていました。

 

 

 

血圧計・パルスオキシメーター・聴診器

ゴニオメーター・打腱器・評価キッド

Activityで使う道具・ベッド・バランスボールetc...

 

 

しかし、訪問先は普通の家庭であるため、

これらの道具は一切ありません。

 

 

 

そこで、

最低限カバンに入れておきたいものを

自分なりに、実際に訪問に出て

分かってきたので、お伝えします。

 

 

カバンで持ち歩くもの

1)血圧計

f:id:hourihaot:20180426145857j:plain

 訪問時のバイタル確認をするうえで

必要な道具の一つ。

 

 

利用者が自宅で電動血圧計を

使っている場合は、

そちらを利用してもいいですね。

 

 

僕は、手動の血圧計を使っていますが、

手動と電動とでは

血圧の数値が違うことも多いです。

 

 

 

特に、急性期病院で働かれていた方にとっては、

電動よりも手動の方を使うよう

教わっているんじゃないでしょうか?

(電動だと、あまりに低かったりすると測定できませんしね)

 

 

日々の訪問の中で、利用者の平常値を把握し、

測定値が平常と違うかどうかをきちんと

把握できるかが大切です。

 

 

2)聴診器

f:id:hourihaot:20180426145921j:plain

これは、血圧を測る際に使用するだけでなく、

呼吸音や心音の確認をする際も用います。

 

 

訪問リハビリを利用する方の中には、

呼吸器疾患や循環器疾患を持った方も

いらっしゃいます。

 

 

また、嚥下障害や換気機能低下、

栄養状態の悪化などで肺炎をきたす

リスクの高い方も存在します。

 

 

 

これらの状態を観察し、評価するためにも

聴診器は日々の臨床の中で

使い慣れておいた方がいいですね。

 

 

 

3)パルスオキシメーター

f:id:hourihaot:20180426145954j:plain

 

1.2と同じく、利用者のバイタイルを測定する上で

必要な道具です。

 

 

疾患によっては、SpO2を測定しながら

歩行訓練などを行うこともありますしね。

 

 

 

OTが訪問リハに入る際、

事業所によっては嚥下機能に介入するところも

少なくないと思います。

 

 

聴診器で嚥下の様子を評価することも必要ですが、

SpO2のモニタリングも同時に行いながら

ごはんが食べられるように

介入してあげ下さい。

 

 

 

4)体温計

f:id:hourihaot:20180426150017j:plain

体温も、平常な状態を把握しておくことが

患者のリスク管理につながります。

 

 

平熱は個人差が大きいですが、

WHOが定める人間の平熱は、

36.8±0.3℃(36.5℃~37.1℃)とされています。

 

 

5)記録用紙・筆記用具

f:id:hourihaot:20180426150036j:plain

これが、個人的に

病院との大きな違いの一つでした。

 

 

 

病院勤務時代は、電子カルテが導入されていたので、

患者様のリハビリを一通り終えた後、

パソコンにむかってひたすら

リハビリの記録を打ち込んでいました。

 

 

 

ですが、訪問リハでは記録用紙というものがあり、

これが事業所によって内容が異なります。

また、訪看ステーションか訪リハステーションかでも

異なるのではないでしょうか?

 

 

 

僕が所属する事業所では、

氏名などの基本情報に加え、

 

 

・算定が介護保険or医療保険or自費か

・バイタルチェック

・評価

・実施項目

・特記事項

・次回利用日や伝達内容

 

 

などを記載しています。

 

 

 

この用紙も複写式になっており、

1枚を事務所で保管、もう1枚は利用者宅に

ファイルで保管していただいています。

 

 

ですので、リハビリ実施後すぐに

記録の記載を行い、利用者に

印鑑もしくはサインを頂き、管理しています。

 

 

このファイルには、他職種の実施内容も挟んであるので、

訪問看護で伺った際の内容なども確認できます。

 

 

 

 

6)メジャー・曲尺

f:id:hourihaot:20180426150126j:plain

 メジャーは主に身体計測に、

曲尺はおもに家屋評価を行う際に用いる。

 

 

 

それぞれの家庭に訪問するため、

本人の状況によっては

手すりや福祉用具の提案をする機会が

病院よりも圧倒的に増えます。

 

 

また、メジャーは

主観的なッ評価に陥りやすい訪問現場において、

客観的指標をとることが出来る有用なツールです。

 

 

 

かさばる場合は

メジャーのみでも大丈夫かと思います。

 

 

7)ゴニオメーター

f:id:hourihaot:20180426150142j:plain

おそらく病院勤務のOTであれば

関節可動域を測定する以外に

使うことはないでしょう。

 

 

 

ですが、訪問リハでは

それ以外にも使い道があります。

 

 

多くは食事場面で使うのですが、

利用者の椅子や車椅子の背もたれが

食事しやすい角度になるように設定し、

その角度を測って目印をつけておくことで、

他職種や家族の方が容易に同じ姿勢を作れます。

 

 

 

訪問の場合は、

リハスタッフ、訪看スタッフ、ヘルパーなどが

別の事業所から派遣されていることが

多々あるため、情報共有だけでなく

誰がやっても同じになるように

環境調整する必要があります。

 

 

 

おまけ)スマートフォン

f:id:hourihaot:20180426150205g:plain

2017年時点で、スマホの普及率は

驚異の80%です。

 

 

10代・20代の普及率が高いのは周知のことですが、

今では60代でも55%で普及しています。

 

 

 

 

スマホに触れる機会のある

高齢者も増えてきているため、

スマホをうまく取り入れることで

双方にメリットがあります。

 

 

 

(利用者側のメリット)

・動作の写真や動画を撮影し、その場でフィードバックできる

・リハビリの経過を経時的にたどることができ、

 モチベーションの維持、向上を図ることが出来る。

・ストップウォッチやタイマーとして

・リハビリのツールとして

 

 

 

(スタッフのメリット)

・患者の動画や写真を撮り、スタッフと情報共有する

・その場ですぐに調べ物ができる

・スケジュール管理として利用できる

 

 

今後も利便性が高まることが予想されるため、

好きなゲームや音楽で使うのもいいですが、

リハビリ場面で使えるアプリなどを

調べてみてもいいんじゃないでしょうか?

 

 

ちなみに、僕はよくADOCを

使っています!

 

 

 

 

まとめ

f:id:hourihaot:20180426150251j:plain

いかがだったでしょうか?

 

 

初めて僕が訪問リハビリの

現場で働いたときは、

右も左もわからない状況でした。

 

 

 

いざネットで検索してみても、

体験談や実際の臨床など

意外と知ることが出来ませんでした。

 

 

 

ですから、これから

「訪問リハビリで働いてみたい!」

と考えている作業療法士の方にとって

ためになる情報になればいいなと思います。

 

 

 

 

 

本日も最後までブログを読んで下さり

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

【追伸1】

作業療法士としての技術を高めていく中で

出会った素晴らしい協会で、今ではそこの

認定講師を担当させていただいています。

 

 

是非一度セミナーに遊びに来てください!

 

physical-trainer.net

 

 

【追伸2】

 ブログを読んでの疑問や質問など

お気軽にコメントしてください。

 

また、SNSからもお待ちしていますので

軽い気持ちでフォローしてください!

 

とある訪問リハビリの作業療法士がブログデビューしました!その理由は、、、

初めまして!

神奈川県の訪問看護ステーションで

常勤の作業療法士をしています

吉岡 祐泰(よしおか ゆうた)です。

 

 

 

当ブログへ足を運んでいただき

本当にありがとうございます。

 

 

このブログは、

「日本人100歳時代」を迎えるにあたり

訪問OTとしてどのように支え、活動しているのか

その情報を発信していこうと考えています。

 

  

自己紹介

f:id:hourihaot:20180423113236j:plain

 

まずは、簡単に

自己紹介をしておきますね。

 

 

作業療法士6年目になる

吉岡祐泰(よしおかゆうた)です。

 

 

出身は、京都府日本海側にある

京丹後市という田舎町です。

(同じ京都府内でも、

京丹後市を知らない人がいます)

 

 

 

中学・高校と陸上部に所属しており、

主に400mなどの短距離を専門にしていました。

 

 

なので、今でも

走ったりスポーツ観戦が

趣味になっています。

 

 

作業療法士としては、

・急性期の大学病院で4年間

・デイサービスと整体で1年間

・訪問リハで1年目~

として今まで働いてきました。 

 

なぜ作業療法士になったのか?

 

f:id:hourihaot:20180423113407j:plain

 周りの先輩や同期に、

「なんで作業療法士になったのですか?」

と尋ねると、皆さま本当に

熱い思いを語ってくださいます。

 

 

それだけの熱意をもって

仕事に臨まれています。

 

 

 

ですが、

僕が作業療法士を目指したきっかけは

本当にただの思い付きでした!

(全国の作業療法士の皆さま申し訳ございません、、、)

 

 

*今では僕も大切なミッションをもって仕事を行っていますよ!

 

 

 

高校2年の時に、文理科系の選択を迫られ、

なんとなく得意だったからと

「理系」の道へ進みました。

 

 

 

府立高でしたが、勉強に力を入れていたため、

頻繁に業者模試(駿○、全○、進○など)を行っていました。

 

 

 

その時に「志望校」をいくつか記載する欄があり、

「○○大学 ××学部 △△学科」と

ずらーっと書かれた冊子から、

志望校を探して、記載します。

 

 

 

その時に、なんとなく医療系に進もうかと

考えていた僕は、その冊子を見ながら

作業療法学科って何!?」と無性に気になりました。

 

 

 

そして、インターネットで調べているうちに

興味を持つようになり、

作業療法士を目指して勉強しました。

 

 

 

今思うと、よく合格したなと思います、、、

(多分面接があったら確実に落ちてますね)

 

 

 

そもそも作業療法士って?

f:id:hourihaot:20180424121651j:plain

 初めてリハビリを行う患者様から

頻繁に言われる質問が、この

作業療法士って何?」です。

 

 

僕が患者様に話すことは

「○○さんの在宅生活を豊かにするための方法を

一緒に考え、支援させていただいています」ですね。

(勿論、この後に「例えば、、、」と詳細はお伝えしていますよ!)

 

 

 

かなり大雑把な説明になってしまったので、

作業療法士に関する詳しい説明は

公式HPにお願いします!

www.jaot.or.jp

 

 

僕は、この職業を知ることが出来て、

人と関わること、健康や幸せを支援できることの

楽しさや喜び、充実感を

得ることが出来ました。

 

 

 

初めは思い付きで決めた道でしたが、

今ではこの仕事に出会えてよかったと

心から思っています。

 

 

 このブログを通して伝えたいこと

f:id:hourihaot:20180424134120j:plain

 

 最後に、今後このブログで

発信していく内容について

お知らせします。

 

 

 

今考えていることとして、、、

 

・これまで作業療法士として経験してきたこと

・リハビリの技術的なこと(評価や手技など)

・体質改善を通しての健康法(実例を交えて)

・訪問リハビリについて

作業療法士が独立していく上で大切なこと

 

 

 

など、これまで学んできたことを中心に

発信していこうと考えています。

 

 

 

このブログを通して、

作業療法士としての悩みを解決できたり、

同じ考えに共感してくれる人たちとのつながりが生まれると

非常にうれしいなと思います。

 

 

今後とも宜しくお願い致します。

 

 

 

最後までブログを読んでいただき

本当にありがとうございました。

 

 

 

【追伸①】

SNSへのフォローは気軽に申請してください。

作業療法士だけでなく、多くの職種の方と

情報交換できるといいなと思います。

 

 

【追伸②】

質問や意見は遠慮なく言ってください!